安渡産大槌復興米 一番除草

 今日は大槌復興米の栽培水田で一番除草です。
 除草というとみなさん栽培目的以外の植物を抜き去るとイメージされると思いますが実は奥深い目的があったのでした。先月5月25日に田植えを行って以降、なんとか復興米も根付き育ってきました。でも田植え前に代掻きをしてから約1か月田んぼの土は動いていません。この状態では水田の土の中にガスが溜り、また酸素の供給も不十分です。このままでは発育不良になりますので稲の周りの土をかき回し、ガス抜きをし、空気中の酸素を供給するという目的があったのです。日本の稲作技術はなんと奥深いものなのか感動ものです。
 手のひらを熊の手のように開き指の第2関節まで水田の土の中に入れてかき回します。するとどぶのような匂いが立ち上ってきてガスが逃げていることが感じられなす。同時に土が柔らくなっていくのもわかります。土が柔らくなると稲の間に生えた雑草も面白いように浮かんできます。ここで油断をしてはいけません。浮いた草を放置するとお天道さまの光が届かなくなり稲の生育が悪くなります。どうするかと言いますと集めた雑草をぐるぐる巻いて、そのまま田んぼの土の中深く埋め込んでしまうのです。(まだ雑草の丈が低いので)。カッコいいことを書きましたが正直私は稲と稗の違いがわかりません。でも大丈夫、今日来てくれた大阪パルコープのメンバーの中に奈良生駒のお百姓さんがおられました。早いのなんの的確に稗を抜いていきます。パルコープの参加者の中にはかつて除草機を使ったことがあるという方もおられ、汗だくになりながらも除草機を押してくださいました。またこの2年間まごころネットに多大の支援をしてくださった双日グループの方々も朝9時過ぎから一所懸命除草をしてくださいましたし、Youth for 3.11の学生メンバーも半ズボン・ショートパンツ姿でやる気満々で除草をしてくれました。あと20分で完璧に作業終了というところで雨が降ってきて心残りですが午後2時前に作業終了。
 作業後は大槌町の案内をさせていただきました。Youth for 3.11のメンバーから「被災現地の案内というオプションがあるとは思っていなかった」と嬉しい感想。 少しでも被災地の発災後2年3か月の現状を理解していただけたかなと。雨も降り、水遣りの心配がなくなり、除草もひと段落。私もようやく一段落です。みなさんのおかげです。

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